全損と言われても諦めない!リサイクルパーツで修理できた実例と、後悔しないために知っておきたいこと

事故

交通事故で大きな損傷を受けると、

保険会社から

「全損です」

と伝えられることがあります。

全損と聞くと、

「もう修理はできないんだ…」

と思ってしまう方も多いでしょう。

しかし実際には、車の状態や修理方法によっては、修理という選択肢が残されているケースもあります。

今回は、実際に私が対応した事例をご紹介します。

当初は「全損」という判断でした

今回のお客様のお車は、

保険会社から全損との判断を受けました。

理由は、修理見積額が保険会社の評価額を少し上回っていたためです。

お客様は車をとても大切にされており、

できれば修理して乗り続けたいというご希望でした。

修理費はどれくらい超えていたのか確認しました

そこで私は、

保険会社へ「どの程度オーバーしているのか」を確認しました。

すると、

修理見積額は保険会社の評価額を約1割程度上回っているとのことでした。

この数字を聞いて、

「修理方法を工夫すれば全損額以内に収められる可能性がある」

と考えました。

リサイクルパーツという選択肢

新品部品だけで修理すると費用は高くなります。

しかし、

品質の良いリサイクルパーツを使用できる部分は活用することで、

修理費を抑えられるケースがあります。

そこで、

リサイクルパーツを使用した修理内容を保険会社へ提案しました。

保険会社にもご理解いただけました

提案内容を確認していただいた結果、

担当アジャスターからも

「内容を踏まえれば、その考え方は妥当です。」

という回答をいただきました。

その後協議が進み、

最終的にはリサイクルパーツを活用した約74万円(税込)の修理内容で協定が成立しました。

結果として、

お客様にも大変ご満足いただくことができました。

なぜ修理という選択肢をご提案したのか

今回、私が修理という方法をご提案した理由があります。

全損になると保険金は支払われます。

しかし、

それだけで事故前と同じ生活に戻れるとは限りません。

例えば、

  • 同程度の車を購入すると車両価格が以前より高くなっていることがある
  • 登録費用や納車費用などの諸費用が必要になる
  • 車庫証明や名義変更などの手続きが必要になる
  • 希望に合う車を探す時間や手間がかかる
  • 愛着のある車を手放さなければならない

このように、

保険金だけでは補えない負担が発生することがあります。

だからこそ、

安全に修理できる状態であり、

修理費を抑えられる見込みがあるのであれば、

修理という選択肢も検討する価値があると考えています。

もちろん、すべての全損が修理向きではありません

誤解していただきたくないのは、

すべての全損車が修理した方が良いというわけではありません。

例えば、

  • 骨格部分の損傷が大きい場合
  • 安全性を確保できない場合
  • 修理費が大幅に高額になる場合

には、

乗り換えをおすすめすることもあります。

大切なのは、

一台一台の状態を見極めたうえで判断することです。

「全損」と言われても、焦って結論を出さないでください

全損という言葉には大きなインパクトがあります。

しかし、

全損という判断は

「修理が不可能」

という意味ではなく、

保険上の判断であるケースもあります。

だからこそ、

  • 修理という方法はないか
  • リサイクルパーツを活用できないか
  • 修理費を抑える方法はないか

一度相談してみる価値はあると思います。

まとめ

今回の事例では、

リサイクルパーツを活用することで、

当初は全損と判断された車両を修理協定へ変更することができました。

もちろん、すべてのケースで同じ結果になるわけではありません。

しかし、

修理方法や使用する部品を工夫することで、

お客様にとってより良い選択ができる場合があります。

私は修理工場として、

「保険金を多く受け取ること」ではなく、

お客様が事故前に近い生活へ戻れることを一番大切にしています。

修理・乗り換え・売却。

どれが正解かは車によって違います。

だからこそ、一つの選択肢だけで判断せず、納得できる方法を一緒に考えることが大切だと思っています。

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