アジャスターが変わると協定の進め方も変わる?現場で感じた担当者ごとの違い

保険、事故対応

事故で車を修理する際、修理工場と保険会社のアジャスターが修理方法や見積内容について話し合う「協定」が行われます。

先日、鈑金塗装見積もりソフトの営業担当者から興味深い話を聞きました。

ある修理工場では、保険会社の担当アジャスターが人事異動で変更になったそうです。

それまでの担当者とは何度も協定を重ね、お互いの考え方を理解していたため、見積書全体を見ながら、考え方が大きく異なる部分を中心に協議を進めていたとのことでした。

しかし、新しい担当者になると状況は少し変わりました。

一つひとつの作業内容について細かく確認する場面が増え、「以前より協定に時間が掛かるようになった」と感じたそうです。

もちろん、これは「どちらが正しい」という話ではありません。

担当者によって経験や確認方法、重視するポイントが違うことは自然なことです。

私自身も保険協定に携わる中で感じるのは、協定は価格交渉ではなく、お客様の車を安全かつ適切に修理するための話し合いだということです。

修理工場は修理方法の根拠を丁寧に説明し、アジャスターはその内容を確認する。

お互いの目的は共通しています。

「お客様の車を、安心して乗れる状態に修理すること。」

協定とは、そのために欠かせない大切なプロセスなのです。

編集長メモ

今回の記事は、鈑金塗装見積もりソフトの営業担当者から聞いた実際のエピソードをもとに執筆しています。担当者や事故内容によって協定の進め方は異なる場合があります。

次回予告

「保険協定は値切るための交渉ではありません」

「保険会社と修理工場が価格交渉をしているだけ」と思われがちな協定ですが、実際には修理方法や安全性を確認する重要な役割があります。現場目線で分かりやすく解説します。

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